背日記


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世界の終末シリーズ続く
10/16 (Tue) 21:09|夢記録
また、世界の終わりの夢。

世界の終わりに、荒れ果てた世界で、家をなくした人々が訴えるように私を見ている。私は異空間から水の缶を三十個ばかり取り出して、開けては配っていた。
家をなくした人々は途方にくれている。活気があるのはもとから家を持っていなかった人たちだった。
猥雑な街の中で、彼らは大声を上げて笑い、汚れたエプロンで手を拭いながら商売し、どしどしと長靴を鳴らして歩き、食糧を得る。彼らに希望があるとか、絶望していないとか、そういうことではない。彼らにも未来は無いのだ。ただ、彼らはこれまでも常にそういう状況で生きてきた、というだけの話だった。

一様に色をなくしたように落ち込んでいる家をなくした人々の間で、彼らは生き生きと異様に色づいて見えるが、彼らとて、ねぐらではひっそりと平和な生活を営みたいと願う、一人ずつの人間にすぎない。

夢の中に、大学時代の知人で、ジプシーの少女みたいに奔放だったある女の子の姿があった。彼女も家なしの人々に近い。
立ち働く彼女を待ち、貧しい恋人は彼女からクリスマスにプレゼントされた靴を履く。食事を用意し、彼女はまだ帰ってはこないか、と扉の外を覗く。外は灰色の嵐、恋人は扉を閉じる。
かなしいくらい無邪気で儚い光景。
胸がいたくなるような。

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