背日記


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言葉
04/16 (Wed) 20:53|日常
何ということもなく日記を書いてみる。

言葉は何かを殺してしまう、と誰かが書いてたのを思い出した。
もっと洗練された言い回しやったけど忘れてしまいました。
誰の言葉だったのかも忘れてしまいました。
言葉に置き換えると死んでしまうものがあるのだ
ということを朝出勤のときにふと。改めて思った。
今朝木に咲く白い花を見て感じたことを無意識に頭の中で
習慣のようにありふれた書き言葉に置き換えてしまったのだけど
そうするとほんまに感じていたものは消えてかすかなものになってしまったのでした。
それは清冽な何かだったのだけど。

同じようなことは夢を言葉にしようとする時にも幾たびも感じた。
言葉という道具で世界を再構築しようとしてるのに近くて
でも、言葉じゃ足りない。ただ骨組みや手がかりがところどころに
つぎはぎのように遺るだけ。
あるいはまったく別のものが完成してしまうだけ。
言葉を尽くすほどに、掴み潰すまいとする何かをよごしているような
徒労感に襲われるのに、言葉にすることをやめることができない。

何なのだろうなあ。

書かれた言葉を通じてしか世界を理解できなかった小さい頃の
自分に向けて書いてるような気がしなくもない。
その頃の自分に解らないと意味がない気がなぜかいつもするのだ。
小さい頃ってわけのわからん宇宙にいきなり産み落とされたみたいな感じで
何が原動力になって周りの人や世界が動いてるのかよくわからんかったから
ガイドブックや地図を読むように本を読んだ。
読んでも読んでも理解はできなかったけど。人間てどういうのなのか。
異邦人のように周りの人を観察したり感情表現をまねしてみたりしていた記憶がある。
子どもって、世界のルールがわからんから。
今になってちょっとわかる気がしてきたから、
ちっちゃい頃の困っていた自分に世界を翻訳して教えたいんかなあ。
それはとても不可能じゃないかという気もするんだけれど。

そういえば十代の頃山本周五郎の小説が好きでした。
あたたかくて、人間らしいかんじがした。なんか安心した。
忠実な世界の翻訳も、いいけれど、
こういうありそうでないもの、全然ないけどありそうなもの、
を書くのも、いいなと思った。

とりとめないけど、そんなような
ことを思いました。
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