背日記


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03/06 (Sat) 10:08|夢記録
夢を見た。

ある城のなかの町。
人々はみな決められたことだけを口にし
割り当てられた役割をのみ生きていた。そのほかの人生はないのだ。
完璧な整合性が保たれており、その世界にははみでたところも
ぶかっこうなところも、どこにも見当たらない。
そして誰もが本当のことを口にしない。皆小さな人形にそっくりだった。
恐怖をおしかくし、きれいなお洋服を着せられたお人形。
ある一人の大工の少年が、これはおかしい、と疑問に思った。
そしてどうすればこんなふうでなくなるのか町の中を歩き回って考える。
「そんなのやめたほうがいいよ」と町の人はいい、そそくさと離れていくのだったが
少年は自分に割り当てられた場所を逸脱し、塀を乗り越えて
町を支配する男のもとへ近づいていく。
その男は大変なお金持ちで、大きな屋敷に住んでおり、町に逐一指示を出していた。
その男の目を逃れることは誰にもできないのだ。
しかし、男の屋敷の古い部屋にはピアノを弾く少女の霊が棲んでおり、
彼女は少年に賛同してくれた。彼女にとって世の中はちっともおもしろくなかったのだ。
それに気がついた男は少女の霊の棲む部屋を訪ねていき、猫なで声で話しかける。
あんなちっぽけな少年と組むより、私のいうことをきけば
もっときれいな部屋も用意しようし、お菓子もなんでも望むことはかなえようじゃないか。
しかし少女は仔猫のようにきっぱりとした態度で「いや」とはねつけたので
男は怒って本性を露わにし、「ではわしの屋敷から出ていけ。ここはおれの家だ」
といった。
そのときに彼が肉体を得た死霊であるということが明らかになり、
少女の霊は窓から屋敷を逃れ出た。

少年と少女の霊は緑の丘に隠れて、城内の広大な敷地を眺め渡す。
夜空には星が輝き渡っている。
空の下の二人には一つの啓示が与えられた。
敷地のはじっこ、町の中心である屋敷からもっとも遠いところにある城壁の傍に、
ひとつの泉がある。その泉には狂気という名の凍てついた月を沈めてあり、
その泉から月を解き放つならば、男の支配を終わらせることができるであろう 
というのだ。

この夢を見た直後に目が覚めて、どうしても寝つくことができなかった。
これは私が考えていることへの回答のような気がする。
だけど、この夢が言っている解決法はリスクが大きすぎて
信じていいのかわかりかねる。
全て破壊されて終わりかもしれないからだ。夢は責任をとらない。
ありふれた問題であり、ありふれた解決法なんだけど
当人にとってみたら全くもってじょうだんじゃないので
ぎょっとしてしまった次第です。
要は城のなかの町全体が私なのです。
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コメント

キノコルゲなりによく理解出来ました。難しい問題ですね。
2010/03/09(火) 19:14:15 |URL|キノコルゲ #- [編集]
後門の狼という感じで。。。でも、なんとか踏ん切りはつきました。
2010/03/09(火) 21:32:02 |URL|hakka79 #2MSNKDvE [編集]

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