背日記


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綱渡り
11/09 (Tue) 20:45|思考
ケルト民話集を読んでいます。
著者フィオナ・マクラウド、訳は荒俣宏。
死にまつわるなんとも暗い不吉な話も多い。

ものすごく高いところを渡る時、綱渡りみたいな状況の時
映画なんかでよく「下を見るな!」って叫ぶけれども
読んでいてそれを思い出した。

実はそこにあるものをあえて見ないことで無事に生きていられることってあると思う。
それは技術でもあると思う。
でもあえて見ないという技術はわりと難しい。
世界を恣意的に編集しなければならないし、意識的になりすぎてもいけないし
無意識でありすぎてもいけない。
そして下を見ないにしても、下があるのをきちんと知っていなければ
やはり下に落ちるのだ。
日常生活をなにげなく送るということ、これはほんとに高度な綱渡りだ。
こういうことをふだん普通の人は何も考えずにかるがるとやっている。
何か考えたらできなくなるのかもしれない。

でも、もう明らかに「見えて」しまっていて、見ないふりでそれを否定すること
=自分に嘘をつくことだ、という状況にまでなっていると、これができない。

ということをものすごく思い起こさせる話が、ケルト民話に多かったです。
これは綱から落ちた者を語るお話だと思うのです。
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